徳永商店は、確かな製材技術でお客様のニーズに的確に応える木材製品をお届けします。
2009年10月
宮崎ミロク協同組合の日向での理事会を終え、日向市駅から宮崎市に帰ります。電車が到着するまで時間がありましたので、夜のプラットホームの景色を撮影してみました。
ご存知の方も多いと思いますが、この駅舎は東京の内藤廣建築設計事務所が設計したとても美しい建築物です。駅舎の随所に無垢の杉と杉の大断面集成材が使われており、杉のやわらかい表情と鉄の強さが見事にマッチングしています。来る人をやさしく包み込み、心が癒される空間になっています。そう言えば、初めて日向市駅を見た時に頭に浮かんだのが、
『そうそう、これこれ、この組み合わせ。金属と木材を一緒に使うことで、木材の特徴(良さ)がより明確に見えてくる』。鉄、コンクリート、木材 それぞれの材料に長所と短所がありますが、材料の性格を理解した上で、短所を補い、長所を伸ばす設計が出来るか否か、今の成熟した時代に求められるはそういう『真の設計力』だと思います。そのような意味でも、この駅舎は日本を代表する木造駅舎(木を使った)と言っても過言ではないでしょう。
因に、この建物に、宮崎ミロク(協)の海野建設(株)さんがキャノピー材(モックル処理材)を供給しています。是非実物の建物をご覧下さい。(wikipedia日向市駅)
この日は、日向市内のオープンスペースをお借りしての会議です。
『日向市』は海野理事長のお膝元です。
*会議の途中で 海野理事長の奥様より、冷たいジュース等の差し入れをいただきましたm(__)m