徳永商店は、確かな製材技術でお客様のニーズに的確に応える木材製品をお届けします。
2010年05月
湘南に建築していた義理の兄の自宅(木造建築)が3月下旬に竣工しました。
とても素晴らしい仕上がりに、義理の兄も とても満足している様子でした。
室内の写真を一部お見せします。
設 計 幸田章建築設計所
施 工 (株)安池建設工業
リビングダイニングキッチン
和室
この和室がとてもいいですね。シンプルかつモダン、そして落ち着く感じが写真から伝ってきます。良い設計というのは、無駄なものを極力排除したデザインで構成され、一つ一つの線の位置や面の構成を十二分に計算し尽くした上で、図面に落とし込まれます。私は、この構成力を持った人こそが、設計士と呼ぶに相応しいのではないかと思っています。『人の暮らし』の本質を捉えた幸田先生の設計は、時代が変わっても色褪せることはないでしょう。素晴らしい歌が、いつの時代にも人々から愛され続けているように。。。
今回設計をしていただいたは幸田 章氏(幸田章建築設計所 主宰)です。
私が幸田章氏を知ったのは、渡辺篤史の建もの探訪(テレビ朝日)で幸田氏のご自宅が紹介(2009年2月1日放送)されていたのを、偶然見たことからでした。奇をてらうことのない、シンプル(この表現が適切か否かわかりませんが)な設計なのですが、『人の理想的な住環境とは?』という問いに対する答えがいっぱい詰まっているようなご自宅でした。そこには住み手が心から寛げる空間がありました。また、『部屋=壁で囲まれた閉ざされた空間』という概念ではなく、部屋と部屋がつながりを持って広がって行くような連続性が存在しているように感じられました。
そして、私が木材を扱う立場から感心したのが、氏は木材の特質をよく理解した上で、木を『適材適所』に使っていることでした。木材にはたくさんの種類があります。また一つ一つの木にも性格(特性)があり、製材の仕方によっても木の特性に変化が出てくることもあります。設計士の中で、木の素材の特質まで理解した上で、設計に取り入れている人は少ないように思われます。更に、幸田氏は家具の設計もされていますので、インテリア側から見た視点でも空間作りをされているのではないかと推察しました。家の外と内 両面から空間を作り上げて行くことができるというのは、とても大切なことです。
住まいの本質を捉えた家は、何世代にも渡って住み続けられます。これこそが真のエコ住宅であると思います。
このような経緯で私が幸田章建築設計所を兄に紹介し、兄も幸田氏の高い設計・管理力を評価し、お願いすることになりました。すばらしい人たちとの出会いに感謝しています。
GW期間中に福岡のスターバックス 大濠公園店(LEED認証店)を訪れました。
4月下旬にオープンしたこの店舗は、環境を意識した設計がなされているのが特徴です。
一例として、室内のカウンターや壁板として使われている木材は森林認証(FSC)を受けており、
また照明にはエネルギー消費量の少ないLEDを使用しています。
店内の居心地(雰囲気)のよさは従来店よりも、こちらの方が明らかに優れています。
そこには何時間でも過ごしたくなるような気持ちのよい空間があります。
ジョギングや犬の散歩の途中でも気軽に利用できます。
店内席、店外席ともに大勢のお客様で賑わっていました。
内装の天井、壁には杉材、カウンターにもFSC認証木材が使われています。
天井の杉板には表面塗装がされていないように見えました。
無塗装も、味わい深くていいです。
木材の調湿効果を発揮させる為には、無塗装が一番よいのです。
以下HPより抜粋
公園内の市民の憩いの場として、環境に配慮した店舗作り
?『スターバックス コーヒー 福岡大濠公園店』がオープン?
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役最高経営責任者(CEO):岩田松雄)は、2010年4月26日(月)、福岡市大濠公園内に環境への負荷低減をコンセプトの中心に据えた新しいタイプの店舗『スターバックス コーヒー 福岡大濠公園店』をオープンいたします。
『スターバックス コーヒー 福岡大濠公園店』は、福岡市の中心に位置し、昼夜を問わずジョギングや散策などを楽しむ福岡市民の憩いの場になっている県営大濠公園内に位置します。昨年6月に福岡県が実施した「公園便益施設拡充」に関わる公募に当社が応募し、この度出店となりました。大濠公園内における飲食店の出店は48年ぶりとなります。
座席数は屋内41席、テラス席32席の計73席になっており、公園立地の特性を活かしてテラス席を多く配置しております。外部テラスにはランナーのための休憩スペースや手洗い場の設置、愛犬との散歩の途中でも立ち寄っていただけるようにリードフックも設置し、開放感のある空間を演出しています。
また、スターバックスが提唱している「スターバックスシェアード プラネット」の取り組みの一つとして、同店舗は環境に配慮した設計を数多く取り入れ、第三者による環境評価(LEED認証)基準を満たす計画を推進し、現在認証取得を行うために登録しております。ご来店いただくまでの導線における地域環境負荷低減から、建設素材の選定、エネルギーの保全やごみの削減・資源化などを目指し、よりお客様にスターバックス エクスペリエンスを楽しんでいただくための工夫を様々に凝らしております。また、テラス席も含めて全面禁煙になっているのも、この店舗の大きな特長です。
スターバックスは今後も、「サードプレイス(家庭、職場・学校等に次ぐ第3の生活拠点)」をご提供し、地域に根ざした空間作りをしてまいります。
Starbucks™ Shared Planet™ (スターバックス シェアード プラネット)
Starbucks™ Shared Planet™は、人々や地球にとってよりよい形で事業を展開しようという、スターバックスの「地球への約束」です。コーヒーの買付、環境負荷の低減、コミュニティへの貢献、これら3つの柱について、2015年までのゴールを設定し、達成を目指すとしています。詳しくはwww.starbucks.co.jp/csr/へ
※LEED認証 (Leadership in Energy and Environmental Design)とは、米国グリーンビルディング協会(USGBC)がすぐれた環境性能を有する建築のデザインや利用方法に対して第三者で認証する制度です。