徳永商店は、確かな製材技術でお客様のニーズに的確に応える木材製品をお届けします。
当社に50年以上に渡り勤務していただいた社員のHさんが8月末で退職されました。
Hさんは昭和33年(1958年)に入社され、以来、会社の発展に貢献していただきました。
木材業界の歴史と当社の歴史を半世紀に渡り見続けた、まさに時代の生証人のような人です。
16歳で入社したHさんは、夜学に通いながら仕事を続けた苦労人だけに、仕事に対する姿勢もすばらしいものを持っていました。
社員の中でも仕事の段取り、仕事の早さはピカイチで、何でも出来る有能な社員でした。
それ故に、退職の日を迎えることは、残念でならなかったのですが、こればかりは仕方のないことでした。
半世紀にわたりお世話になったHさんにこの場を借りて改めて御礼申し上げます。
人生の大半を当社と供に過ごしていただいたことをありがたく感謝し、
これからの人生が幸多きことをご祈年申し上げます。
義理の兄の家が「建物探訪」で放送されることを以前告知させていただきましたが、
私が放送日の告知をし忘れたばかりに、放映を見逃してしまったというご意見をいただきました。
放送は終了してしまいましたが、放送で使われた写真が「建物探訪」のサイトで
見る事ができますのでご紹介します。(下記リンクサイトへ)
* 再放送があるとのことなので告知いたします(早朝です)
B S 朝日 6月8日(水)午前5時55分 ? 6時25分
建物探訪 - 湘南の風 3段テラスの家 -
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幸田 章 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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幸田章建築設計所 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
施工 株式会社 安池建設工業
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NTT DOCOMOから発売されている桧を使用した携帯電話 TOUCH WOOD。
無垢の桧をボディーに使用した世界初の携帯です。
オリンパス社が開発した三次元圧縮成形加工技術で、無垢の桧の形状安定化に成功。
その安定化された桧を携帯のボディーとして採用しました。
桧は加工がしやすく、耐水性にも優れている木材ですが、木材の内部(細胞壁内)に水が浸透することによる形状変化を起こしてしまう可能性があります。工業化製品として木材を採用するには、いかにして形状変化抑えることができるのかがポイントになります。
木材の形状変化を抑える技術が開発されたことが、この製品を生み出したと言えるでしょう。
今後、様々な製品に採用されることを期待しています。
*CM メイキングビデオ (NTT DOCOMO)
最近の日本のCMの中では、最も魅力的な作品に仕上がっているのではないでしょうか。
企画を実行し、撮影をやり遂げたスタップの地道な努力に頭が下がります。
何はともあれ、先ずはCMをご覧ください。
昨日、東北関東大震災で被災された岩手県の知人に気持ちばかりの物資をお送りしました。
知人の会社は海岸近くに立地していた為、津波で会社が流されてしまいました。
現地に赴き、直接手渡すことができればと思っていましたが、
宅急便の配達が再開されたのを機に、託すことにしました。
先日、社長の携帯に電話したところ、全国の業界関係者からお見舞いの言葉を
いただき大変うれしく思っていますと想像以上に明るい声で話されていました。
そればかりか、宮崎は新燃岳の火山灰や口蹄疫でご苦労されていますねと
ねぎらいの言葉を頂きました。
我が身が大変な時にも、他人のことを考えることができる心のあり方。
人としてのすばらしさを思い知らされると同時に、改めて尊敬の念を抱きました。
さすが、我々の業界の全国の会長を務めあげた人物です。
テレビ朝日のご長寿番組 ”渡辺篤史の建もの探訪”
その番組に、今度、義兄の家が出ることになりました。
20日に撮影が無事終了し、4月の中旬に放送されるそうです。
どんな切り口で、放送されるのか楽しみです。
正式な放送日が決まりましたら、また告知させていただきます。
義兄宅は「幸田 章建築設計所」に設計していただきました。
幸田 章先生に設計を依頼することになったきっかけも”建もの探訪”でした。
幸田 章先生のご自宅が、建もの探訪で放送されているのを見て、
私が義兄に先生を紹介したことがそもそもの縁でした。
私が幸田先生の設計を気に入ったポイントは、
1 木材の特質をよく理解された上で、適材適所に木材を使用していること。
2 住み手のライフスタイルを熟慮した設計をしている。
3 シンプルでありながら、計算された奥深い設計をしている。
4 インテリア目線から空間の構築ができている。
5 そして、最後に、一生住みつづけられる設計であること。
簡単にまとめると、こんな感じです。
私も様々な設計士の作品を見てきましたが、幸田先生の設計は私の感性に
ビビビとくるものがありました。「住まいの本質」を理解されているこの先生であれば
安心して兄に紹介できると。
また、義兄も実際に先生にお会いし、意見を交換するなかで、幸田先生に是非
設計をお願いしたいと思ったそうです。
日本の住宅の価値は、新築時が一番高く、その後は、右肩下がりで価格が下がって行きます。
そして、終いには査定価値がゼロになるという、可笑しな現象があります。
一方、アメリカやヨーロッパの国々では、適切なリフォームをすることで、
40年、50年経過した住宅でも資産価値が維持できる。
場合によっては、購入時の価格よりも高い値段で売却した例もたくさんあります。
そのような違いを見聞するにつけ、私たちは日本人は「住まいの本質」を再考する時期
にきていると切実に感じています。
私は、設計者の大事な役割の一つとして、価値の下がりにくい家を設計することだと
思っています。50年経っても価値のある家 そのような思考に基づいて住宅設計が
できる人こそが、真の設計士と呼べるのではないでしょうか。