徳永商店は、確かな製材技術でお客様のニーズに的確に応える木材製品をお届けします。
2010年09月
ー The Wood Solution Company ー
私は、ある思いを込めて社名にこのサブタイトルをつけました。
お客様が木材に関する情報を得たいけれど、
誰に相談したらよいのかわからない。
また身近に、相談する相手がいない。
そんな時に、気軽に訊ねていただけるような
存在になりたいとの思いからです。
一口に木材といっても、国内・国外に数多くの種類があります。
使われる分野・用途に応じて、木材の特徴・性質を理解して、
『適材適所』に木材を使用することが大切です。
木材は非常に奥が深い分野ですので、
すべてにおいて網羅することはできませんが、
お客様のお困りごとを少しでも解決できるように努めて
参りたいと考えています。
そして、弊社が ”木材の水先案内人” として
社会から認められた時に、「社会へ貢献する企業」ですと
私たちは胸を張って言えるのかもしれません。
新しき計画の成就は只不屈不撓の一心にあり。
さらばひたむきに、只想え、気高く、強く、一筋に。
(中村天風)
数年にわたり企画・開発している木製ミニハウスブランド「Think Cabin」
ようやく正式発売の段階まで漕ぎ着けることができました。
現在製作中のHPが完成すれば、詳細をみなさまにお伝えすることができます。
もうひと頑張りです。
新しい製品の開発から販売。そして製品のブランド化。
私たちは、高い志をもって、高品質、高機能、高耐久の製品を
世界にお届けしたいと考えています。
世界中の人々のライフスタイルに大きな影響与えた、
リンゴをトレードマークとする会社と言えば、
先ず最初に思い浮かぶのが、Apple Computer(現 Apple Inc.)で、
次がビートルズが設立したApple Corps社(アップルコア)ではないでしょうか
(特に50ー60年代生まれの人にとって、アップルの設立会見は衝撃的な出来事だったはず)。
両社に共通するのが、世の中が驚くような革新的な製品(音楽やコンピューターなど)を次々と生み出してきたということです。
リンゴマークが作り出す製品に魅了された私が両社についての思い出を少し話したいと思います。
先ずはApple Computerについて。
写真のスノーホワイト色の四角い箱は、
Apple社製の Macintosh SE/30というパソコンです。
これは、私が東京で会社勤めしていた1991年に購入したもので、私にとって初めてのパソコンであると同時に最初に触れたApple製品でした。
90年頃のパソコン(またはオフコン)と言えば、IBMやNECが一般的で、マニュアルと睨めっこしながら、キーボードを操作しているような時代だったと記憶しています。誰もが気軽にパソコンを使いこなす(コミュニケートする)環境はありませんでした。
そして、パソコンがオフィスユース(事務所に1台)からパーソナルユース(個人に1台)へと移行し始めた時に登場したのが、Macintoshでした。シンプルでコンパクトなそのフォルムは、一目見ただけで魅了するデザインでした。また、誰もが感嘆したのが、Mac OS GUI (graphical user interface マウスとアイコンでパソコンを操作する)の使い勝手の良さで、キーボードにコマンド(指令)を打ち込まずに、ポインターをマウスで動かして、画面上で指令ができるのは、とても斬新、革新的なものでした。
私みたいなコンピューターの門外漢にとっては、まさにうってつけのパソコンでした。
デザイン、質感、操作性に魅了された私は、以来現在に至まで20年に渡ってAppleの製品を使い続けることになりました。
私が使用してきた機種の変遷は初代のMacintosh SE/30に始まり PowerBook5400c , PowerBook G3 , PowerBook G4 , iMac ,そして MacBook Proと続いています。
因に最初に購入したSE/30は50万円くらいしました。付属しているソフトはワード、表計算、DRAWなどで、今のパソコンの性能と比較するととても費用に見合うだけのものはありませんでしたが、それでも、当時のパソコンとしては画期的な性能でした。
Apple社の浮沈の歴史を見つづけながら、Appleを使い続けている私とAppleの関係は、竹馬の友と言っても過言ではないでしょう。20年の長きに渡り、1社の製品だけを使い続けているのは、他の製品ではありませんから。
Apple社のスティーブ ジョブスCEOは、 会社設立以来、独自の美学に基づいた(しかしながらユーザーライク視点での)製品を作り続けたからこそ、他社とのクオリティーの違いを求めるファンに愛され続けられているのではないでしょうか。もの作りにおいては、このこだわりが重要な差別化につながります。
そして、21世紀はインターネットの時代であると早くから気づいていたジョブスは、いち早くネットを軸としたビジネスモデルの構築に成功しました。それが凋落していたアップルの業績を奇跡的な復活へと導きました。
さらにはアップルの最近の株価の時価総額が、マイクロソフト社の時価総額を抜いたというニュースには驚くばかりです。
それは物つくりに対して貪欲であり続けたジョブスの「執念」が結実した瞬間だったのかもしれません。
つづく