徳永商店は、確かな製材技術でお客様のニーズに的確に応える木材製品をお届けします。
ー The Wood Solution Company ー
私は、ある思いを込めて社名にこのサブタイトルをつけました。
お客様が木材に関する情報を得たいけれど、
誰に相談したらよいのかわからない。
また身近に、相談する相手がいない。
そんな時に、気軽に訊ねていただけるような
存在になりたいとの思いからです。
一口に木材といっても、国内・国外に数多くの種類があります。
使われる分野・用途に応じて、木材の特徴・性質を理解して、
『適材適所』に木材を使用することが大切です。
木材は非常に奥が深い分野ですので、
すべてにおいて網羅することはできませんが、
お客様のお困りごとを少しでも解決できるように努めて
参りたいと考えています。
そして、弊社が ”木材の水先案内人” として
社会から認められた時に、「社会へ貢献する企業」ですと
私たちは胸を張って言えるのかもしれません。
新しき計画の成就は只不屈不撓の一心にあり。
さらばひたむきに、只想え、気高く、強く、一筋に。
(中村天風)
数年にわたり企画・開発している木製ミニハウスブランド「Think Cabin」
ようやく正式発売の段階まで漕ぎ着けることができました。
現在製作中のHPが完成すれば、詳細をみなさまにお伝えすることができます。
もうひと頑張りです。
新しい製品の開発から販売。そして製品のブランド化。
私たちは、高い志をもって、高品質、高機能、高耐久の製品を
世界にお届けしたいと考えています。
世界中の人々のライフスタイルに大きな影響与えた、
リンゴをトレードマークとする会社と言えば、
先ず最初に思い浮かぶのが、Apple Computer(現 Apple Inc.)で、
次がビートルズが設立したApple Corps社(アップルコア)ではないでしょうか
(特に50ー60年代生まれの人にとって、アップルの設立会見は衝撃的な出来事だったはず)。
両社に共通するのが、世の中が驚くような革新的な製品(音楽やコンピューターなど)を次々と生み出してきたということです。
リンゴマークが作り出す製品に魅了された私が両社についての思い出を少し話したいと思います。
先ずはApple Computerについて。
写真のスノーホワイト色の四角い箱は、
Apple社製の Macintosh SE/30というパソコンです。
これは、私が東京で会社勤めしていた1991年に購入したもので、私にとって初めてのパソコンであると同時に最初に触れたApple製品でした。
90年頃のパソコン(またはオフコン)と言えば、IBMやNECが一般的で、マニュアルと睨めっこしながら、キーボードを操作しているような時代だったと記憶しています。誰もが気軽にパソコンを使いこなす(コミュニケートする)環境はありませんでした。
そして、パソコンがオフィスユース(事務所に1台)からパーソナルユース(個人に1台)へと移行し始めた時に登場したのが、Macintoshでした。シンプルでコンパクトなそのフォルムは、一目見ただけで魅了するデザインでした。また、誰もが感嘆したのが、Mac OS GUI (graphical user interface マウスとアイコンでパソコンを操作する)の使い勝手の良さで、キーボードにコマンド(指令)を打ち込まずに、ポインターをマウスで動かして、画面上で指令ができるのは、とても斬新、革新的なものでした。
私みたいなコンピューターの門外漢にとっては、まさにうってつけのパソコンでした。
デザイン、質感、操作性に魅了された私は、以来現在に至まで20年に渡ってAppleの製品を使い続けることになりました。
私が使用してきた機種の変遷は初代のMacintosh SE/30に始まり PowerBook5400c , PowerBook G3 , PowerBook G4 , iMac ,そして MacBook Proと続いています。
因に最初に購入したSE/30は50万円くらいしました。付属しているソフトはワード、表計算、DRAWなどで、今のパソコンの性能と比較するととても費用に見合うだけのものはありませんでしたが、それでも、当時のパソコンとしては画期的な性能でした。
Apple社の浮沈の歴史を見つづけながら、Appleを使い続けている私とAppleの関係は、竹馬の友と言っても過言ではないでしょう。20年の長きに渡り、1社の製品だけを使い続けているのは、他の製品ではありませんから。
Apple社のスティーブ ジョブスCEOは、 会社設立以来、独自の美学に基づいた(しかしながらユーザーライク視点での)製品を作り続けたからこそ、他社とのクオリティーの違いを求めるファンに愛され続けられているのではないでしょうか。もの作りにおいては、このこだわりが重要な差別化につながります。
そして、21世紀はインターネットの時代であると早くから気づいていたジョブスは、いち早くネットを軸としたビジネスモデルの構築に成功しました。それが凋落していたアップルの業績を奇跡的な復活へと導きました。
さらにはアップルの最近の株価の時価総額が、マイクロソフト社の時価総額を抜いたというニュースには驚くばかりです。
それは物つくりに対して貪欲であり続けたジョブスの「執念」が結実した瞬間だったのかもしれません。
つづく
つづき
任天堂は、ゲーム時代の転換期においても、コツコツと積み上げた自己資本(潤沢な内部留保)のおかげで、余裕をもって次の時代の新製品開発に取り組むことができるという訳です。
「ダム式経営」とは経営にもダムで水を貯えるような、余裕のある進め方が大事であるとい
うことです。すなわち、税引後の利益を内部留保として蓄えて、自己資本比率を高める
ことが、経営に余裕を持たせるのです。
以下稲盛和夫氏(京セラ創業者)が税引後利益の重要性について語った文章を引用させて
いただきます。
「税引後利益を大切にすることは、内部留保を蓄え、自己資本比率を高め、企業の財務体質を
強化する唯一の方法なのです。どれほどたくさんの税金を支払わなくてはならないにしても、
収益性を上げる努力を続けなければなりません。
私は税金を必要な事業経費の一部として捉え、税引後利益をコツコツと社内に蓄積してきまし
た。現在、京セラは大きな内部留保を持っており、それによって会社には安定性と柔軟性が、
従業員には仕事の機会がもたらされています。また、この強さがあればこそ、新たな事業への
チャレンジも可能となるのです。」
(成功への情熱 稲盛和夫著) PHP文庫
企業の将来を保証するものは何もありません。
企業経営は、人の人生と同じで良いときもあれば悪いときもあります。
環境がどのように変化しようとも、その変化に耐えられるだけの体力をつけておかねばなりま
せん。すなわち自己資本比率を高めることが大事なのです(ダム式経営)。
参考
自己資本比率上位ランキング 日・米の自己資本比率の高い企業の情報が見られます。
アメリカにも財務内容のよい企業がたくさんあるのは意外?でした。
答えは 任天堂(株)です。
平成22年3月期決算は、
売上高 1兆4,343億円に対して、経常利益が 3,643億円
経常利益率はナント 25.4%
連結社員数 4,394名 (2009年12月現在)で人数割すると、
一人当たりの売上高は 3億2,642万円
一人当たりの経常利益は 8,290万円
改めて任天堂の凄さが見てとれます。
次に 任天堂の貸借対照表(バランスシート)を見てみると、
盤石な(すぎる)財務基盤があることがわかります。
総資産 1兆7,609億円 に対して、
純資産 1兆3,365億円
自己資本率 75.9%
文句のつけようがない数字ばかりです。
私が凄いと思ったのは、ここからで、
3−4年前だったでしょうか、任天堂の岩田 聡 社長は
Nintendo Wii や DSが世界のゲーム市場を席巻している最中に、
自社の財務内容に対して、安心はしていない旨の発言をしていました。
今は、任天堂がゲーム業界でトップシェアを握っているが、
この状況がいつまで続くのか、どこにも保証はない。
ゲームの開発には多額の開発費用がいるので、
財務内容を厚くしておかないと、必要なときに、次の手が打てない。
業績が好調な時に、この危機意識が持てるか否かがたいへん重要なのです。
私は当分の間、任天堂の一人勝ちが続くと思っていたので、
岩田氏は用心深く先を読む社長だなと思った記憶が残っています。
あれから数年経った現在、岩田氏が予測した通りゲーム業界を取り巻く環境は
大きく変化しました。
携帯電話でゲームを楽しむ人が増えたり、
インターネットを通じたソフト配信の世界的な普及で、
パッケージソフトの販売量が低下しています。
数年でゲームを取り巻く環境は激変してしまいました。
つづく