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2012年07月
日本時間の土曜早朝5時に開幕した2012 ロンドンオリンピック。
頑張って早起きして、生放送で開会式を見た人も多かったのではないでしょうか。
開会式は、イギリス連邦の成り立ちから産業革命を経て現在に至るまでの歴史を
美しく、わかりやすい演出で表現していました。
また、随所に見られたウイットやユーモアに、イギリス人の国民性と国の懐の深さを垣間見る
ことができました。こういうユーモア精神は大好きです。
そして、開会式のトリは、イギリスが生んだスーパースターSir Paul McCartneyの登場です。
ビートルズファンの私としては、どんな演出でどの曲を演奏するのか気になって見ていました
が、過剰な演出もなく舞台も衣装も黒を基調としたシンプルなもので好感が持てました。
イントロはアルバム「ABBEY ROAD」の最終曲「The End」
『 And in the end, the love you take is equal to the love you make ♬』
前奏なしで、このフレーズを歌った後で本曲の「Hey Jude」の演奏に入ります。
ところが、ここでアクシデントが発生しました。
事前に録音されていた演奏が誤って流れてしまい、生演奏とダブってしまったのです。
ポールは何事もなかったかのように、最後まで演奏を続けましたが、
演奏後には苦笑いの表情でピアノに肘をついていました。
2002年の来日コンサート(60歳)のエネルギッシュな演奏にも感激しましたが、
70歳になっても精力的に音楽活動を続けているポールにはもう脱帽です。
さすがに年齢による声の衰えは隠せませんが、それでも活動を続けていること自体
尊敬に値します。声が出る限りは、きっと生涯現役を貫き通すことでしょう。
前回の来日コンサートからすでに10年が経過しました。
ファンとしては、そろそろ来日の発表があるのではと僅かな期待を寄せています。
もし実現すれば、日本で開催される最後のコンサートになるでしょう。