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南三陸町ホームページ
南三陸町観光協会ホームページ
人口17,666人(2月現在)が暮らすリアス式の美しい海と山に恵まれた宮城県 南三陸町。
ホームページを見ると、風光明媚な町の風景が見てとれます。
そして、下の写真は、4月9日に撮影した南三陸町の町の様子です。
想定を遥かに超えた巨大津波が町に大きな爪痕を残しています。
主な道路は、がれきの撤去が進み、車の通行が出来ますが、道端にはまだがれきが残っているので、タイヤのパンクには十分に気をつける必要があります。
志津川の内陸部まで、津波が到達しています。志津川湾から4−5kmの地点です。
海岸から3−4km入った地点です。
奥に見える南三陸町合同庁舎も三階部分まで被災していました。
志津川湾の近くに位置している集合住宅。屋根まで津波が到達しています。
屋根の上にがれきの残骸がそのままの状態で。津波が屋根まで到達したことがわかります。
海面から15M - 20Mの高さの小高い丘にある住宅も津波の被害を受けています。
まさか住民もこの高さまで津波が襲ってくるとは、想像できなかったことでしょう。
現実は残酷です。
津波にさらわれた掛け時計。津波が襲来した時刻でしょうか。
6.5Mの津波を想定して造られた頑丈な水門も巨大津波の前では無力でした。
志津川病院の4階まで津波がきたそうです。患者さんと看護士さん78名がお亡くなりになりました。
公立病院の反対側にある会館も3階部分まで津波が到達しています。震災当日300名のお客様
がいらっしゃったそうですが、幸い全員屋上に避難して、無事でした。
川の中には、今も大量のがれきや車が沈んだままです。
被災した建物や車の中に、生存者がいるかどうかの確認がなされ、確認日をスプレーで記しています。
写真から津波の破壊力のすごさをはっきりと感じることができたと思います。
津波はあらゆるものを飲み込み、破壊し、破壊したものを巻き込みながら威力を倍増させます。
地震による家屋の倒壊はほとんどなかったにも関わらず、津波にやられた。これが現実です。
周囲を海に囲まれた日本は、地震だけでなく津波に対する認識を新たにして、十分な対策を
計らねばなりません。このような被害をこれ以上出してはいけません。