樫の製材に必要な力

日頃より国産の樫材のお問い合わせ、ご注文をいただき誠にありがとうございます。

弊社では、何十年にもわたり、国産の樫の木を製材しております。
長年にわたり樫を製材していますので、個々の原木の特徴、性質をしっかりと
見極めた上で、原木の仕入れを行っています。

また製材につきましても、堅木専用の製材機械と帯鋸を使用しております。
機械と同時に、鋸に目立て(刃の研ぎ方)の善し悪しが製材には大きく影響します。
木材に対して鋸をまっすぐに通すことで、きれいな木肌が生まれます。

よい製品を作るためには、

1 原木を見る目と仕入
2 適材適所への使用 
3 製材機の善し悪し
4 製材する人の技術力

これらすべての条件が備わっていなければなりません。細かく分ければもっと多くの条件が必要です。

木材(特に広葉樹)は、一本、一本の素性が違います。
木材の形状・状態を見極めた上で、鋸を通していかねばなりません。
一本の木材を最大限に生かすためには、挽き手に「木材と対話する力」が
求められます。

樫 製品 
樫 製品 

投稿日時:2011.06.02(Thu) 11:12:57|投稿者:tokunaga