徳永商店は、確かな製材技術でお客様のニーズに的確に応える木材製品をお届けします。
一昨日から降り続いていた雨もあがり、今朝は久しぶりの青空を見ることができました。
雨上がりの後の蒸し暑さもなく、きもちよい風が事務所の窓から入ってきます。
早く梅雨明けして欲しいものです。
さて、お世話になっております造船所様から矢盤木のご注文をいただきましたので、
今回製作しました製品の写真をアップします。
いつも通り、正確な製品作りを心がけました。
お客様に喜んでいただける製品に仕上がったと思います。
樫の太鼓バチに名前を入れて欲しいとのリクエストがあり、加工後の太鼓バチに文字を入れて
お客様に発送しました。手間をかけた分だけ、お客様に喜んでいただけたら嬉しく思います。
タブの木の乾燥材「世界にひとつだけの材」を紹介します。
表面に見える多数の穴は、伐採後に虫がほがした穴です。
自然が作った芸術品とでも言えるのではないでしょうか。
用途はお客様のアイデア次第。テーブル材として使用するのもおもしろい
でしょうし、看板材に使うのも味があるのでは。
また、表面をクリアで塗装するのもよいでしょうし、黒色で塗装するのも
おもしろいと思います。
樹 種 タブ材
サイズ 長さ 1050 x 幅 340(上面)ー 400(下面) x 厚さ 57 mm
価 格 6,300円(消費税込み)
数 量 2枚在庫あり
*送料は別途お見積もりとなります。
ご購入を検討される方は、メールまたは電話にてご連絡ください。
以前にもお世話になったお客様から樫の長尺の製品をご注文いただきました。
サイズは 3000 x 300 x 120 mmです。
長尺かつ幅広の製品になりますので、原木の選別・製材・には特に気をつけました。
それでも、木口の割れにより、不合品が1本発生してしまいました。
正直このロスは大きいです。原木を見極める眼がまだ足りないかもしれません。
一流のハンドルマン(挽き手)を目指すには、さらなる努力が必要だと感じました。
会社が社員に求めるものは ”プロフェッショナルの精神と技術” です。
この仕事をやらせたら、誰にも負けはしない。俺の技術にかなうものはいない。
社員には、それくらいのプライドを持って欲しいと願っています。
目指すは日本一の技術を持ったハンドルマン。
到達するには道半ばです。
* 製品の表面は、きれいな挽き肌をしています。広葉樹専用の製材機械と鋸の優秀性が
製品の木肌に現れます。針葉樹の製材機では、木の堅さに負けて、鋸がまっすぐ通りません。
日頃より国産の樫材のお問い合わせ、ご注文をいただき誠にありがとうございます。
弊社では、何十年にもわたり、国産の樫の木を製材しております。
長年にわたり樫を製材していますので、個々の原木の特徴、性質をしっかりと
見極めた上で、原木の仕入れを行っています。
また製材につきましても、堅木専用の製材機械と帯鋸を使用しております。
機械と同時に、鋸に目立て(刃の研ぎ方)の善し悪しが製材には大きく影響します。
木材に対して鋸をまっすぐに通すことで、きれいな木肌が生まれます。
よい製品を作るためには、
1 原木を見る目と仕入
2 適材適所への使用
3 製材機の善し悪し
4 製材する人の技術力
これらすべての条件が備わっていなければなりません。細かく分ければもっと多くの条件が必要です。
木材(特に広葉樹)は、一本、一本の素性が違います。
木材の形状・状態を見極めた上で、鋸を通していかねばなりません。
一本の木材を最大限に生かすためには、挽き手に「木材と対話する力」が
求められます。